”医局”というワードを耳にすると、思い浮かぶのは「大学病院の軋轢」、「白い巨塔のような恐ろしい上下関係」、「教授の意見は絶対」といった良いイメージではないものが浮かぶ傾向にあります。
まず、医局というのは大学病院のことで、医学界のトップに君臨する存在です。
”封建的”、”閉鎖的”という言葉がピッタリくるような、どろどろした世界と言っても過言ではないでしょう。

そんな中、「医局崩壊」がどんどん進んでいます。
その名のとおり、医局というシステムそのものが崩れている状態。

実際に崩壊しているのは特に地方の医局ということで、その実態について調べてみました。
一番の原因については、卒業生の地元離れにあります。
地方の医学部を卒業しても研修は東京や大阪といった都会へ研修に出てしまい、医局に医師として在籍するという選択肢がないのが現状です。
特に地元ではない地方の医学部に進学した下宿生にはこのような傾向が顕著にみられるということでした。

これにより、地方の大学病院については慢性的な若手医師が不足しており、非常に深刻です。
また、ただ単に、
・医局制度に魅力がない
・教授になりたいと思わない
・大学病院のメリットが分からない
・デメリットが多い気がする
などの理由で大学病院で白衣を着る医師が減っているのも問題になっています。

もはや医局というもの自体を廃止したほうが医学界には良い、という方もいるほど。
この状況はまだしばらく続きそうです。

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