医師が医局を辞めたいと考えることは少なくありません。
どこの医局も人出が少ないため、一人が抱える仕事量や患者数が年々増えており、深刻な問題となっています。
まさに”激務”という言葉がぴったりの世界で、それをやりがいと感じられる人以外は体力的にも精神的にも大変だと感じてしまうようです。
また、将来教授になりたいという考えを持っていない医師はそこにいる必要性を見いだせなくなるということも理由としてあるのだそう。
では、医局を辞めたいと思っている医師がどのような人生を選択したのか、同じ悩みを抱えているあなたなら気になることでしょう。
辞めた後にどんな人生を選択したのか気になって情報収集をしていることと思いますので、一例をご紹介します。
●開院する
自分のペースで仕事をこなしたいという方、家族との時間をしっかりとりたいという方は自分の病院を開くことが多いです。
すべてが自分の腕にのしかかってくる責任がありますが、それ以上の対価もあるのでメリットも多いと考えられます。
●すぐに辞められずずるずると
医局は「辞めます」と伝えてもすぐに辞められません。
上記のように抱えている仕事量や患者数が多いため、そして医師不足のため引継ぎなどがスムーズにいかないケースがあります。
最短でも1年はかかると言われている退局ですので、結局辞められずにずるずると、ということでしょう。
ただし、辞めたい意思やその理由を伝えたために労働条件が改善されたという報告もありました。
ぜひ今後の医師人生の選択の参考にしていただければと思います。